ソムニロキスト【人類初めてのミード作りの妄想が面白い】

最近は面白いこと/ものを読んだり体験したりと目白押しでブログが放置されていました!

今日はミード(ハチミツ酒)の作り方を妄想した記述があって、それが結構面白かったので紹介してみようと思い〼。寝言程度なので、文献はいいですか。

そもそもビールもワインも「原料を栽培/採取していたら、いづれ作るっしょ」的な仮説のもとで最初の歴史が想定されるらしいです。で、そうなるとハチミツの利用が一番歴史が古いから、ミードも実はめっちゃ昔から飲まれてたよね。っていう認識があります。

この議論は面白くないのですが、じゃあどうやってハチミツが酒になったのか?という点は面白いです。

例えば、ビールだと「壺にパンが保管されていて、それに雨が入って、勝手に発酵した」という説がありますね。こんな感じのやつがミードでも紹介されていました。寝る前にちょっと妄想モードに入ってみますか。

- 古来の人々は生活するために飲み水を確保する必要がありました。そのためには、どこかから水を汲んでくる必要があります。男性が水を汲みにいき、水を汲んだ容器を抱えながら帰る途中に「蜂の巣」を見つけました。 

- ハチミツだけでなく、蜂の巣も貴重なたんぱく質源だったのでどうにかして持ち帰りたいところです。でも、汲んだ水も持って帰らないといけません。そうなると考えられる方法は一つで、水をちょっと捨てて、空いたスペースにハチミツや蜂の巣を入れて持って帰ればいいのです。

- 不純物の入った水なので、この飲み水は労働者階級用になりました。労働者階級の人々は水を大事に飲みますので、このハチミツ水はゆっくりと消費されていきます。次第に野生の酵母が入ってきて「発酵」が始まりました。

- これが人類がミードに出会ったきっかけ、かも。

ほんとかどうかは置いておいて、妄想としては面白いですよね笑
お酒の歴史って"何かを大切に貯蔵すること"と何か関係があるのかと思ったりすると、感慨深くなったりしますね。

せっかくなのでもう少し雑学を交えると、このときに使用されていた容器というのは壺ではありません。壺のようなものは実はもう少し人類が進歩してからできたようです。このときの容器というのは、「動物の皮膚、内臓」だったようです。それを繰り返し利用して、ハチミツと飲み水を発酵させて、次第に土着の酵母が住み着いて~なんていうストーリーもありそうですね。

以上です。お休み前に付き合っていただき、ありがとうございます◎
おやすみなさいzzz

ANTELOPEブルワー谷澤 優気
お酒が好きで醸造の世界に入る。日本各地での研修期間を経て、2020年3月滋賀県野洲市で国内初のクラフトミードハウス・ANTELOPE株式会社を共同創立。
「ちょっと深く知るとお酒はもっと楽しい」をテーマに醸造学を発信中。

志賀→浜松→掛川→滋賀県野洲市[now!!]
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