こんなおっきな題名から想像もできないような寝言。
が、その前に毎日更新を掲げた名目を一瞬で破ったことを謝ります。
すみませんでした
ということで酔ってない24時台にはきちんと更新することにしよ。
そして、地味にイキって句読点のない文章にしようとしてたんだけど、性に合わないから辞めます。
今日はラガービールについて思ったことがあります。
大前提としてラガービールというのは一般的なエールタイプのビールよりも高くなる可能性を大いに秘めています。
・作るまでが長い
だいたいのテーブルビールがラガーということもあって、価格をあげづらい面があります。
それが商品価値なのだからしょうがない、と一刀両断されるとどうしようもありませんが。
だいたいエールビールが1ヶ月でできるとしたら、ラガーは2ヶ月くらいかかります。
何に時間がかかるかというと、ラガーリングといって低温熟成させる期間にかかります。これにより、不要なエステル香だったり、フューゼルアルコールなどが酵母によって消化されるか揮発して飛んでいきます。(フューゼルアルコールに関しては、そうだと思ってるけど明確な自信ない)
マイクロブルワリー(国内の大半はそうと仮定する)は、発酵タンクの数も多くないし、BBT(貯酒用タンク:Bright Beer Tank)も少ない。
次のビールを作るときはもちろん空いた発酵タンクにどんどん詰めていきますから、タンクの回転数はマイクロブルワリーにとって収益的に重要なファクターです。
でも、ラガービールは長い間タンクを占領するから回転数が落ちて、値段も高くつけれないから、作るのには覚悟がいる。
と、思い込んでました。勝手に。
🎈
ピコンと。閃いたんですよ。
🎈
主発酵が終了したら、ワンウェイケグに詰めて、冷蔵庫でラガーリングしたらいいじゃないか。
普通ビールというのは、主発酵が終了したら、熟成期間を挟んで終了になります。この熟成期間を普通はタンクの中でとります。瓶内二次発酵で熟成する方法もありますが、熟練した技術が必ず必要です。どうしてかというと、熟成期間中の味をみたり、炭酸量の調整がしづらいからです。
でも今回の方法は瓶二次から発想を得ました。
主発酵が終わったら、イーストを抜いて、ワンウェイケグに詰めます。で、それを冷暗所に放置。一つだけサンプル用に取っておいて、熟成の進行はそれで確認します。
どうしてワンウェイケグが良いかと思ったのかというと、
・追加購入が楽
従来のステンレスケグは1万前後しますが、ワンウェイケグなら同じ量で2000円前後です。実験的導入でも優秀すぎます。
・炭酸ガスの調整が可能
瓶二次で理想的な炭酸ガスの注入するのは難しいです。様々なファクターが絡むからです。それに比べてワンウェイケグならば、出荷直前にサンプルの炭酸を確認し、あとから炭酸ガスを追加で付けてやればいいだけです。
くらいかな。
問題もあります。
・ステンレスよりも劣化防止に弱い
ステンレスケグは内部が汚れてない限り、ほぼ無敵でしょうが、ワンウェイケグは透明だったり、ガスが微量に抜けたり、と品質管理的にはステンレスケグに劣ります。便利さとの天秤。
・冷蔵庫のスペース
これは別にステンレスケグでもそうだけど、この方法の場合は余計に冷蔵スペースが必要になります。昔の人みたいに、冬にどっかの洞窟にどかんと置くとかどうですか。クレイジーで、かっこいいですよ。
これを天秤にかけても、やる価値めっちゃあると思うんだけど、どうですかね。けっこうホットなトークになってほしいわこれは。熱いもん!
と、ながい寝言になりました。
結構可能性ありそうだから、クラフトドリンクスの沖さんに相談してみようかな。よかったらみなさんの意見も聞かせてもらえると嬉しいです。
おやすみなさい。
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