Hop図鑑【Mt.Hood】

Maibockというビアスタイルにいいよという情報を得たので、このホップについて解説してみます。

Character:特徴

  • 1998年、アメリカから発売
  • 親はハラタウ・ミッテルフリュー/Hallertau Mittelfruher
  • ハラタウやヘルスブルッカーに似た香り
  • CrystalやUltra,Libertyなどと親族
  • noble hop感
  • Punchな香りがするという。どんな香りか調べても分からないので、ニュアンスで笑

ホップは別に親がどうとかはあまり影響しないというもの(Hops)を読んだので、ミッテルフリューが親だからといって特徴が受け継がれるわけではないと思います。
単純にノーブルホップらしいホップのようですね。

  • alpha acid[aa]:4~8%
  • beta acid[ba]:5~8%
  • co-humulone:21~23%
  • yield amount:1.45t/ha
  • storability:50~60%のα酸残量【20℃,6ケ月】

醸造で扱う場合に参考にする値の基本はこんなもんですか。コフムロンに関しては、意識するしない自由です。僕はむしろ低い方が変な苦みになるという説を信じています。

  • total-oil:1~1.7ml/100g[0.2~0.25ml/100g/aa%]
  • Myrcene:30~40%
  • Humulene:12~38%
  • Caryophyllene:7~16%
  • Farnesene:0~1%
  • Substitutes/代替品:Crystal, Strisselspalter, Hersbrucker

スタイルガイドはのっけません!笑
僕のせいで何か制限を与えてしまいそうなのが怖いので。自由に。自由に。
ちなみに、僕はビタリングで使うよりもwitとかwhite aleのドライホップに良さそう!と思った!苦み出さずに結構アロマ量多いので。でもコフルムロンが少ないからIPAのビタリングには微妙かなー的な。

GOUSAより
ANTELOPEブルワー谷澤 優気
お酒が好きで醸造の世界に入る。日本各地での研修期間を経て、2020年3月滋賀県野洲市で国内初のクラフトミードハウス・ANTELOPE株式会社を共同創立。
「ちょっと深く知るとお酒はもっと楽しい」をテーマに醸造学を発信中。

志賀→浜松→掛川→滋賀県野洲市[now!!]
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