#01 Drinkable pilsner

#01 Drinkable pilsner

初めてなので簡単に紹介をすると、素敵な醸造レシピを紹介するだけのページです。

今回は、一生飲めるピルスナー。具体的な数値はあんまりないけども、参考までに作り方を紹介してみたいと思います。参かなり多めにホップを使用したレシピで、ドライホップしないけど7.0g/Lの量を使用する。IBUはラガーリングが長いので、そのうちイソα酸が沈み、25前後に来ると予想できる。参考にしたのは以下の記事。

Greatest Drinkability: The Bavarian Brewer's Art

We could start at the beginning-with the careful selection of ingredients, for example. Instead, we're going to do this differently and start at the end-at the point of consumption. Yes, let's start with the drinking. The Bavarians, you might have heard, drink a lot of beer.

一発目なのにかなりざっくりとした情報しか載ってないの申しわけないんですが、僕が勝手に補正してレシピにしてみようかなと思います。

レシピ

下記のリンクにスプレッドシートを貼りますので、ダウンロードして使い勝手が良いように使ってみて下さい。
IBUの計算表だけちょっと面倒(ホップリストから引用する形で、ホップリストを作成する必要あり)なんですが、ホップの個体値って微妙に違うので。

計算は仕上がりが10Lになるようにしています。商業用サイズに計算するのが簡単なようにしてみました。編集はできませんので、ダウンロードして使ってみて下さい。携帯からは見づらいかもです。

#1 Drinkable pils

ReadMe About:,レシピのバージョン管理等を行うシート 書式について 手打ち数値 計算数値 引用数値 数値入力しない hop:,ワールプールに関しては、時間を1分にして計算しています ホップリストに自分のホップからデータを入れてくれたらOKです。*名前を昇順にして下さい。 malt:,how to brewのモルト表から収率を参考にしています。

レシピ詳細

OG: 1.048
FG: 1.010
IBUs: 42
ABV: 5%

MALT/GRAIN BILL
9 lb (4 kg) German Pilsner malt

HOPS: 7.0g/L

使用例
名前 aa(%)
  spallter select 4.75
  hallertauer mittelfruh 4.0
  tettnanger 4.0
  tradition 6.0

YEAST
Fermentis Saflager W-34/70(定番のラガーイースト、別なラガーイーストでも良い)
ピッチレートは1.50を参照にしてるが、ドライにしたいなら1.75~2.00、酵母の特徴を少し強めに出したいなら1.25~1.50の範囲で調整。

Decoction
マッシュアウトの際にデコクションをするレシピ。しなくてもいいが、もし可能ならば、マッシュの1/3を別の鍋で5~20分煮沸して、戻す。温度のさじ加減は適度に調整。

ポイント

大事なポイントはラガーリングをしっかり長期で取れるかどうかと、酸化を極力抑えること。ホップをかなり使用しているので、酸化してしまうともったいない。デコクションのアドバイスは出来ないが、ちょくちょく煮沸しているマッシュの味を見るのが良さそうではある。

というわけで第一弾は終わりです🎈

ANTELOPEブルワー谷澤 優気
お酒が好きで醸造の世界に入る。日本各地での研修期間を経て、2020年3月滋賀県野洲市で国内初のクラフトミードハウス・ANTELOPE株式会社を共同創立。
「ちょっと深く知るとお酒はもっと楽しい」をテーマに醸造学を発信中。

志賀→浜松→掛川→滋賀県野洲市[now!!]

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