こんにちは!やざわです!
今回は、ブログのコメント欄に質問が届いたので、その内容を取り上げてみようと思います!どんどんコメントを頂けたら、このようなことも積極的にやりたいですので、是非是非🙆
ではいってみましょう!
今回の疑問
ビールの長年の疑問、ぶつけちゃいます!!
①どうして最初の一杯が最高においしいの?
②コーラとかの炭酸はゴクゴクと飲むとノドが痛く感じますが、ビールだと痛くなくてゴクゴク飲めます!!この違いは何ですか?
よし。いってみましょう。
疑問①どうして最初の一杯が最高に美味しいの?
黒ラベルでも、スーパードライでも、どうして最初の一杯目って最高においしいんでしょうか。
『とりあえず生!』
この言葉がいかに浸透しているかで、一杯目のビールは最高と思っている人が多いのは事実だと思います。もちろん色んな理由も背景にあると思いますが、最初の一杯がうまいことも大きな理由じゃないでしょうか。
なぜ二杯目より、一杯目なのか、
どうしてでしょうか?🍻
単純に喉の渇き
一杯目にビールを飲むときは、多かれ少なかれ、「喉が渇いている」という事象が考えられます。喉の渇きを潤す、という目的であれば部活後のスプライト、仕事後のビールも一緒ですね。二杯目は、単純に既に喉が潤ってるから、一杯目ほど満足感を感じないのではないでしょうか。
血糖値の上昇と満腹度
血糖値は満腹感と関係があります。
血糖値の上昇を合図に満腹ですよ信号が発生します。『満腹中枢』とよばれるものですね。血糖値とはそのままで、血液中の糖分の量です。十分な栄養を取ると、もうこれ以上食べないように脳が制御をかけるということですね。
ビールの糖分
糖分を取ると、食欲が収まって、同じものでも美味しく感じる度合いが下がる、という仮定です。
お酒は糖分を発酵させて作りますから、完全に糖分を発酵させきったお酒ならば、糖質は0になります。しかし、現実的にはそうならず、糖分が残ることがほとんどです。
麦汁には、酵母が分解するには大きすぎて食べきれない糖分が含まれているからです。
ビールを造るときはまず麦芽を煮て麦汁を作るのですが、そのままだとほとんどの糖分が発酵するには大きすぎます。
ですので、それを酵母が食べやすいように酵素に働いてもらって、小さくカットする作業を行い、ようやく発酵の準備が整います。しかし、中には酵素でも分解できないほど複雑で大きな糖分がいます。そうなると、それは一生発酵されないまま、ビール内に残ります。それが糖分として、我々の体に運ばれ血糖値の上昇につながるわけです。
駆け抜けてきましたが、まとめると、
ビール中の糖分が、血糖値を上げて満腹度を上げる。満腹になると、同じものでも美味しく感じづらいのでは?
酔いと味覚の関係性
お酒を飲むと、酔います。酔うと、肝臓が血中のアルコールを分解しますが、そのときに消費されるのが、亜鉛です。普段と同じ食事内容でアルコールの量を増やすと、亜鉛が体からたくさん消費され、亜鉛不足を導きます。ちなみに、空腹具合と炭酸のありなしでも酔うスピードは変わってきます。
空腹時はアルコールが胃で吸収されやすく、酔いが回りやすいです。炭酸も同様で、ビールやシャンパンなどのお酒は胃を刺激しやすいので、酔いが回りやすいと言われています。一杯目のビールを飲むシチュエーションが、空腹かつ、到着してすぐに飲む(二酸化炭素の流出が一番少ない状態)、的な感じだと二杯目の時には酔いが回っている可能性は高いですね。
亜鉛不足は【味覚障害】
体内から亜鉛が不足すると、様々な症状がでます。その一つが、味覚を鈍くなることです。二杯目のビールを飲むときに、すでに亜鉛不足になっているとすれば、すでにビールの味が分かりづらいのかも!
そう思うと、全ての酒は酔ってない内に飲むのが正義な気がしてならないですね。
疑問②ビールとコーラの喉通りの違いは?
夏の暑い日に、炭酸飲料をごくっと飲むと、しゅわしゅわーとしてきて、気持ちがよろしいですね。でもコーラとかは、一気飲みするには、ちょっと喉が痛くてやりづらいですよね。
次はそれに関する疑問です。どうして、ビールならあんまり喉が痛くならずにごくごく飲めるのかということ🙆
そもそもなぜ痛い?
のどで感じる痛みは何由来なんでしょうか?答えは、炭酸ガス です。
炭酸ガスが喉の神経を刺激して、爽快感を感じさせてくれます。その反面、刺激が多すぎると痛いなーとなるわけですな。コーラだと痛いけど、ビールだと痛くない
どうしてでしょうか。
ビールとコーラの炭酸ガス量
ビールやコーラも缶を開けると、ぷしゅっといってガスが漏れます。炭酸ガスが液体から漏れているからです。
どの炭酸飲料も炭酸ガスが入っていて、どれくらいの量が溶けているかという指標があります。数値が高いほど、
たくさんの炭酸ガスが入っていることになります。今回もきた産業からデータを拝借することになりました!
ドイツ製スパークリングワイン 1.5 - 1.8
ファンタオレンジ 1.9 - 2.0
キリン、アサヒなどのラガービール 2.5 - 2.8
(ヘッフェ)バイツェンビール 3.0 - 3.1
コカコーラ 3.7 - 3.8
ペリエ(ミネラルウォーター) 3.8 - 3.9
にごり酒(活性清酒)4.0 - 4.1
フランス製シャンパン 5.0 - 5.5
これを見る限り、ビールよりもコーラの方が炭酸ガスの量が多いことがわかります!炭酸ガスが多いと言うことは、それだけたくさんシュワシュワして、喉を刺激すると言うことですね!
これが今回の一番のポイントです。でもファンタはビールより少ないですね。
ファンタならごくごくいけるやもしれません🍻笑
ビールの泡がガスを閉じ込める可能性
炭酸ガスが多いから喉を強く刺激するというのが、一番の理由であるとは思います。もう一つ理由を挙げてみたいと思います。
生中と呼ばれるビールには白くて綺麗な泡が多いところが普通です。
このこんもりした泡は、ビールの炭酸ガスを閉じ込める役割や、空気に触れるのを防ぐ役割もあります。この泡がビールが喉にあたるときの刺激を和らげているのではないしょうか。
実際に喉を泡がコーティングしてくれたらば、泡の刺激は直接的には喉に触れないとは思います。
ということで、今回はこの辺で終わりにします!🎈
日本ではいわゆるラガービールが一般的ですがほかに谷澤優気さんのオススメのビールはありますか?
あと、エクセルはどうなったんでしょうか。気になります。
星人さんコメントありがとうございます!!
ラガービールに対してのおすすめということは、恐らくスタイルでのということでしょうか!
個人的にはスタウトという黒ビールのスタイルが好きでして、特にバニラスタウトやチョコレートスタウトなどの甘めの香りがするものがお勧めです!
ゆっくり映画を見ながらなんてどうでしょうか?
Ble_
こんばんはTakeoKikutiです
アサヒスーパードライとかはキレを売り文句にしてますが、キレとはどこからくるものなのでしょうか…
とても気になります
Takeokikutiさん!二度目のコメントありがとうございます!
キレについてですね。
基本的には糖度がいかにのこっていないかというのが大きなポイントであるかと思います。
特にスーパードライなどはスターチなど分解しやすい糖分を原料に混ぜているのと、独自の酵母の研究により発酵度合いが高いのかもしれません。
酵母については確定的なことはいえませんが、、、
今度詳しく記事にしてみたいと思います。
Ble_
ありがとうございます
楽しみに待ってます!