ソムニロキスト【CTZ:かっこよすぎるホップ】
standfmで、CTZホップについて触れました。
せっかくですので、ホップの数値に関してもう少し細かい内容を解説してみたいと思います。参考にしたのは、brulosophyという素晴らしい醸造サイトです。
The Hop Chronicles | CTZ (2018)
Author: Paul Amico CTZ is an initialism for the names given to essentially the same hop by different companies- Columbus, Tomahawk, and Zeus. Curiously, while Zeus hops have been shown to be genetically distinct from Columbus and Tomahawk, the colloquial use of CTZ appears to have stuck.
【CTZの特徴】
高α酸
earthy, spicy, dank な香り
3者の違いはあるのか、ないのか?
CTZの成分:引用はblurosophy
Alpha: 14 – 16%
Beta: 4.5 – 5.0%
Cohumulone: 28 – 32% of alpha acids
Total Oil: 2.5 – 3.5 mL/100g
Myrcene: 50 – 60%
Humulene: 12 – 18%
Caryophyllene: 9 – 11%
Farnesene: <1%
Linalool: 0.4 – 0.6%
ß-Pinene: 0.6 – 1%
Geraniol: 0.2 – 0.5%
Parentage: Daughter of Nugget
ミルセンが高くて、この辺はカスケードやセンテニアルとやっぱり近いところがありますね。フムレンとキャリオフィレンは20分以上煮込んだら、earthy, spicy, な香りが層に乗るなんて言われてますね。成分としては、フムレンが多い方でしょうか。ただ、別段めっちゃ多いって訳でもないですね。
あとのオイル成分は、正直あんまり他のホップとの比較をしたことがなくて分からない!笑
total oilの量は高α酸ホップなだけあってやっぱり多いですね(個人的に高α酸だと高オイル量のイメージがある)。
オイルが多いですので、late hopping&dry hoppingしたらしっかり香りが乗るでしょうし、アーシーな特徴を出したいなら煮込んで上げたらいいですね。ただし、苦みががつんと出てしまいます。酸化劣化させるかなんかしてα酸を飛ばさないと、なかなか上手く使えないかも。
というわけで、こんな感じで終わりです_(._.)_
おやすみなさい💤
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